大学を卒業してしまい、正直、勤務形態が厳しいような、ブラックな仕事しか見つからない、そんな方もいらっしゃるでしょう。私は、公務員を目指していたので、公務員を選択肢の一つとしてお奨めします。それは、筆記試験のために勉強に時間は取られますが、面接試験が民間企業に比べればやりやすい印象があるからです。

 

 職歴がない場合、あったとしても短期間だった場合、多くの企業では否定的な見方をされてしまうでしょう。しかし、公務員であれば、比較的、単に職歴がないからと言って否定・減点されるようなことはないと思います。もちろん、突っ込んで聞かれない訳ではありませんし、人気のところに行くのは難しいかもしれませんが、面接時においての立ち回り次第では、面接の突破も十分可能だと思います。

 

 公務員試験制度はある意味雇用のセーフティネット、これは20代後半という、受験資格の年齢の上限ギリギリの近くで合格した人の言葉です。20代後半で、十分な職歴がなく就職しようとすると、ブラック企業とかそんな会社に行くしか道がなくなってしまう。そこで、公務員なら職歴が短いなどに対し、そこまで差別的ではないし、ある意味でまともな仕事につくことができる、20代後半にとっての安全網などと言っていました。

 

 私の出身の県の政令指定都市の市役所の試験でも、筆記試験で法律が問われる割合が特に多いからか、旧制度の合格率の低い司法試験をあきらめてしまった人が、勉強してきたことを生かしつつ、ブラックでない職につくための安全網なんて呼ばれていた時期もありました。

 

 本来なら、誰もが就職・転職しやすく、今まで何をしていたのかだけでなく、今何ができて、これから何をしたいのか、そんなことが問われるような面接であればいいのですが、なかなか現状は難しいようです。そのために、公務員に就職する、それも面接に自信がない人にとっては、選択肢の一つに入れておいてもよいでしょう。